中国市場開拓 中国企業向け販売をサポート

3.受注すればするほど赤字が増える?!

 今の中国は世界中の企業が集まる史上最大の激戦区です。日本の商品は、世界的にも優れています。日本の中小企業は、世界トップクラスの技術を有することから、日本製品の取り扱いを希望する中国企業が益々増えてきております。

 

 しかし注意しなければならないのは、やはり代金回収の問題であり、中国では「借金のたらいまわし」いわゆる"三角債"によって「受注はあるが売るほど赤字が増えていくのでこれ以上生産できない」とか「売上が回収できないから次の生産に投入できない」などの社会問題があり、AからB,BからCと物が動いてもCが払ってくれないからBも払ってくれない。つまり相手が払わないから、払わないのは当然といった理屈がまかり通っているわけです。この問題は民間企業だけでなく公共機関でも同様なのです。それどころか、「三角債」を理由に仕入れ代金を支払わない日系企業もあります。これなどはかなり要注意で、中国で毒された輩です。

 

 そして契約書で約束したことを反故にされて、支払う段になってまた新たに交渉しなければならない。ですが支払う側の人間と気持ちが通じあっていれば話は別で、回収できます。つまり代金回収も人間関係がものをいいます。ですので中国での販売パートナー企業がどんなに努力家で信頼がおける人物であっても、業界とどれだけ通じているか?その経歴が最大のポイントです。

 

 ちなみに中国では政府が銀行の年間貸し出し枠を決めてしまうので、期末に近づくにしたがって企業の資金繰りは苦しくなる傾向があります。よい正月を迎えようと年末年始前に売り上げようと、無理して受注するととんでもないことになるので要注意です。

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